
ミニチュアダックスフンドはどうやって生まれたの?歴史や祖先は?
垂れ耳で、短い足でちょこちょこ歩く姿が可愛いミニチュアダッスクフンド。その可愛い姿故に現在でも人気な犬種です。
今回は、そんなミニチュアダックスフンドの歴史や先祖を調べてみました。現在の容姿からは意外な歴史が分かりましたので、ご紹介致します。
引用 アニコム損害保険株式会社
ジャパンケンネルクラブで公開されている登録頭数は、1999年から2007年まで連続1位で、2008年からは3位となっています。日本だけではなく、アメリカでも大変人気で、アメリカケンネルクラブでの登録頭数は、常に10位以内にランクインしているほどの人気ぶりです。
「日本は特に、海外ほど家も大きくないから小型犬は常に人気な気がするわ」
「アメリカでも人気だなんて、きっと飼いやすい犬種なのね」
ミニチュアダックスフンドの歴史
古代からいた⁉️ミニチュアダックスフンド
ダックスフンドの起源はとても古く、古代エジプトの壁画にダックスフンドととても似ている絵が刻まれていると言われています。以外にも、私たち人間との共存がとても長い犬種ですね。 祖先は、スイスの大型犬「ジュラ・ハウンド」と言われています。 (ジュラハウンドの画像) その後12世紀に、ドイツやオーストリアにいた中型犬「ピンシェル」との交配により、現在の姿の基礎のなるスムーズへアード種が作られたと伝えられています。 (ピンシェルの画像) 「最初は大型犬だったのがちょっとびっくり。確かに面影がありますね。」 「ピンシェル、なるほど。」 ただ、まだこの時点では体重10〜20kgの大きい犬種だったようで、その後、シュナウザーやテリアとの交配を繰り返し、現在の姿へ変化していったようです。 特徴のロングヘアーは、15世紀頃、スパニエとの交配によって作出されたと言われていますが、どこでなされたのかは分かっていないようです。名前の由来はアナグマ犬!?
本来のダックスフンドは、巣穴の中にいるアナグマを狩る目的で繁殖されました。アナグマとは、イタチ科の動物で、夜行性のため、昼間は巣穴に潜っています。ダックスフントの手足は、そのアナグマを狩るために、短く改良されたようです。 アナグマの写真 名前の由来は、ドイツ語のアナグマを表すダックス(Dachs)と、犬を表すフント(Hund)を合わせた「アナグマ犬」からきていると言われています。 「可愛い容姿をしているのに、狩りをしていたのですね。」 「あの可愛い前足で狩りをしているところを見てみたい。」日本ではどれくらい人気があるの?
日本でのミニチュアダックスフンドの人気はどれくらいあるのでしょか? ミニチュアダックスフンドも、チワワやプードルと並ぶほど大変人気で、常に10位以内に入っています。 動物保険「アニコム損害保険株式会社」から出ている人気犬種ランキングを参考に見てみますと、 2019年は5位にランクインしています。カッコの中は前年度のランキングなのですが、こちらも5位にランクインしていますね。